登別市は、25日開会の市議会定例会に2020年度各会計予算案を提出した。一般会計は19年度当初比で1・3%減の218億2500万円。市制施行50周年記念事業費や子育て世代包括支援センター設置費などを盛り込んだ。
予算案にはこの他、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)と登別温泉を結ぶバス運行支援費、全国鬼サミット開催補助金、認定こども園防犯対策強化事業補助金など、観光振興や子育て支援に力を入れた事業費を計上した。
国民健康保険や学校給食事業など特別会計、水道・下水道事業など企業会計を合わせた全会計の予算総額は375億2460万円。19年度当初比1・3%減となった。