登別市は、市制施行50周年を記念したロゴマークとキャッチフレーズを決めた。今年展開する記念事業のポスターや市の広報などに活用し、節目の年をアピールする。
登別は1970年8月1日に市制を施行。今年で半世紀を迎えることから、市はさまざまな記念事業を計画している。その一環でロゴマークのデザインとキャッチフレーズを公募し選んだ。
ロゴマークは応募総数261点の中から3点を絞り込み、市内の中学生や高校生、専門学校生の計2400人による投票で大阪府在住の白石長(たける)さんの作品を選定。登別の魅力を代表する温泉をモチーフに、鬼が温泉でくつろぐ姿を描いたデザインだ。
キャッチレーズは、661点の中から札幌市の根本信男さんの「湯のまち、youのまち、登別。」に決定。地域資源の温泉を宝に、世界から愛される国際交流都市を目指すという思いを込めた作品だ。
市は2020年度に記念式典(8月1日)のほか、シーズンオフのカルルス温泉サンライバスキー場を会場にしたスポーツイベントの開催、記念誌「のぼりべつ人材図鑑」の発行など50周年を祝う事業を計画している。