王子チーム一丸で戦う 今夕プレーオフ初戦-アイスホッケーアジアリーグ

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2020年2月22日
決戦会場のリンクで最終調整をする王子イーグルスの選手たち=22日午前、韓国アニャンアイスアリーナ

 レギュラーリーグ(RL)の上位4チームによるプレーオフセミファイナルが22日夕、スタートする。王子イーグルス(RL3位)は午後5時開始で、アウェーの韓国安養市のアニャンアイスアリーナでアニャンハルラ(同2位)と対戦する。王子メンバーは午前、リンク上で調整練習に汗を流し、大事な初戦に備えた。【韓国・安養市、工藤航】

 王子は20日午後に韓国に入り、21日は全体練習を行った。攻め出しやパスなど基本練習と、反則退場がきっかけで生じるスペシャルプレーの動きの確認などを含めて約2時間にわたって汗を流した。22日午前も会場のリンク上で志願者が自主練習を行い、氷質やフェンスの特徴を確かめたり、シュートを連発したりするなど軽めの内容で体を動かした。

 現地入りしてからのチームの状態について菅原宣宏監督は「緊張感も持ちながらも、雰囲気もいい」と語る。レギュラーリーグポイント王にも輝いたFW中島彰吾は「攻撃面でも最終的な確認はできたし、あとはそれを本番でどう生かしていけるか」と話し、「なんとかファイナル(決勝)まで進めるようにチーム一丸で戦う」と意気込んでいた。

 今季は日本勢で唯一、プレーオフを戦うことになった王子。菅原監督は「ハルラも簡単には勝たせてくれないと思うが、こちらも勢いをつけるためにもなんとか初戦をものにしたい」と闘志をにじませ、「目の前の試合を全力で戦い抜く。ここまでくれば、やるこべきことをやるだけ」と態度を鮮明にしている。

 アジアリーグはプレーオフセミファイナルをインターネット中継する。詳しくはリーグ公式ホームページで確認できる。

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