合同容器(本社恵庭市)の日野威社長ら幹部3人が18日、日高町役場を訪れ、災害発生時における応急生活物資の供給に関する協定書を大鷹千秋町長と取り交わした。
同社は、避難所や災害訓練時に使う組み立て式「段ボールベッド」の製作販売を行っている。協定書は札幌市、函館市、恵庭市などに次いで23カ所目、日高管内ではえりも町に次いで2番目の締結となった。
深根英範、蔦守両副町長らの立ち会いで締結式を行った後、日野社長は「災害発生時に段ボールベッドのほか収納箱、板など被災地が求める物資供給の迅速な支援に努めてまいりたい」とあいさつ。大鷹町長は「災害発生時の高齢者など要支援者への対応は町としての最大の課題。必要な物資を恵庭市から時間をかけずに届けていただけるのはとても心強い」と同社の申し出に感謝していた。