厚真町教育委員会主催の第25回室内ソフトボール大会の決勝が12日夜、あつまスタードームで行われた。少年野球チームの指導者、保護者らでつくる厚真ファイターズが4―3で厚真クラブの追撃をかわして初出場初優勝を果たした。
厚真ファイターズは同点とされた直後の三回裏、本塁打などで2点を勝ち越し。その後、1点差に詰め寄られたが、継投と要所で堅い守りを見せ、逃げ切った。
勝ち越し本塁打を放った福田隆幸さん(42)は「(本塁打は)たまたまバットに当たっただけ。いろんな人と交流もできるし、こういう機会はいいですね」と笑顔。橋場直人監督(46)は「みんなが楽しんでくれてよかった。今後も声掛けをして参加できれば」と話していた。
大会は冬期間における健康増進、体力づくり、町民同士の交流を目的とした冬の恒例行事。今回は職域、クラブ、自治体など男女混合でつくる7チームが出場し、10日と合わせた2日間にわたるトーナメントを繰り広げた。
試合終了後の閉会式で町教委生涯学習課の宮下桂課長があいさつし、「最後のワンプレーまで気の抜けない素晴らしい試合を見せていただいた。皆さんの楽しむプレー、会場の盛り上がりを見て、今後も続けていけたらと思っている」と両チームの健闘をたたえた。
最終日の結果は次の通り。
▽決勝
厚真クラブ
0021000|3
202000X|4
厚真ファイターズ
▽準決勝 厚真ファイターズ10―0JAとまこまい広域交粋会、厚真クラブ4―3ベアーズ