北広島市は10日、2020年度予算案を発表した。一般会計は19年度当初比6・8%増の281億7790万円と積極型の編成。ボールパーク(BP)関連に31億2448万円、胆振東部地震からの復旧に14億2337万円を計上した。
4特別会計と上・下水道会計を加えた予算総額は469億9052万円で、こちらも7・3%増となった。定住人口の増加、地域経済の活性化、安全・安心なまちづくり―の三つを重点項目とし、第5次総合計画(11~20年度)の総仕上げに入る。
23年度開業予定のボールパーク関連事業費は前年度当初比53・3%増。市道整備に28億6006万円、都市公園整備に2億6075万円、ボールパーク構想推進事業費に366万円を見込んだ。
胆振東部地震からの復旧・復興関連では、大曲並木地区の宅地耐震化、大曲川復旧工事、みなし仮設住宅の借り上げなどを行う。