白老町は7日、幌村建設(本社新ひだか町、幌村司社長)の地域貢献に対し感謝状を贈った。
同社は、2017年からアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の工事に携わった建設業者。地域に貢献したいとして今回、竹浦コミセンに電気湯沸かし器、北吉原ふれあいプラザにAED(自動体外式除細動器)、火葬場の白老葬苑にストーブを寄贈した。
町役場で戸田安彦町長から感謝状を受け取った幌村社長は「今回の地域貢献が町民から喜ばれていると聞き、ありがたく報われた気持ち」とし、戸田町長は「3年間ウポポイ整備の工事に携わっていただき、さらに毎年の地域貢献に感謝します」と述べた。
同社は17年度に町内の公園花壇の整備、18年度には白老、虎杖浜両生活館の屋根修繕や萩野、北吉原両生活館への備品寄贈といった地域貢献活動を続けてきた。