むかわ町議会は5日、臨時会を開いた。ハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の新たな全身復元骨格(レプリカ)製作に伴う製造等委託料など331万5000円を追加し、総額約104億2800万円とする2019年度一般会計補正予算案など議案2件を原案通り可決した。
町によると、従来のレプリカは学術研究を主としたものだったのに対し、新たに作るレプリカは展示に特化する。恐竜の姿勢を変えて展示できるものにするため増額することにした。新たなレプリカは高さなど臨場感を出せるほか、展示の設置作業において時間や費用の負担を大幅に軽減できるという。
このほか、胆振東部地震により被災した鵡川テニスコートの災害復旧工事の工期延長など、専決処分報告4件も可決した。