安平遠浅小学校(柿崎秀顕校長校長)で1月31日、「スマホ・ケータイ安全教室」が開かれた。NTTドコモの同教室インストラクター澤口美香さんを講師に招き、5、6年生児童12人がインターネットやスマートフォンの適切な使い方について学んだ。
澤口さんは、「スマホや携帯電話は便利だが、使い方を間違えると、危険なトラブルに巻き込まれることがある」と注意喚起し、誤った使い方をすることでゲーム障害など病気に陥ることも説明。実際にアプリやSNS(インターネット交流サイト)を通じて待ち伏せや誘拐事件につながる事例も挙げ、「投稿の際や変だと思ったら、家の人に相談して」と指導した。
このほか、携帯電話やスマホを使い始める前に家族とルールを決めておくことや、悪質サイトやアプリのアクセスを防止するフィルタリングの設定などを呼び掛けた。また「文字や漢字の使い方、句読点によって意味や捉え方が変わる」と言葉の伝え方をアドバイスした。
5年生の木村陽杜君(11)は「一歩間違えると危ないことになるのだと改めて感じた。気をつけたい」と話していた。