雪不足でオープンが遅れていた安平町追分豊栄の安平山(あんぺいざん)スキー場が27日、ようやく今季の営業を開始した。昨年より2週間ほど遅れてのオープンとなったが、地元の子どもたちらがゲレンデで滑りを楽しむ光景が広がった。
安平山スキー場は例年1月上旬にオープンしているが、異常な雪不足に見舞われ、大幅に延期になっていた。スキー場担当者によると、今年は雪が降ってもすぐに解け、積雪はいまだ30センチに達していないものの、25、26日にかけて圧雪作業などコースを整備。何とかオープンにこぎ着けた。
27日は子ども園の幼児や自衛隊関係者、28日には千歳高校の生徒約80人が授業で訪れた。千歳高1年の岸浪直矢君(16)は「上の方はちょっとガタガタしていたが、他は全然大丈夫。普通に滑りやすかった」と話していた。
営業時間は、午前9時から午後9時まで(ナイター営業は同4時から)。リフトは1回130円(中学生以下70円)で、お得な回数券(11回)や日中券(午前9時から午後6時)、ナイター券(同4時から同9時)、シーズン券などを販売している。
詳細の問い合わせは、同スキー場 電話0145(25)2514。
また、むかわ町の穂別スキー場は予定より半月ほど遅い22日にオープンしている。