安平町民有志でつくる「あびら復興加速実行委員会」は25、26の両日、同町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」とその周辺を利用して雪の遊び場を開設した。スノーモービルでけん引する雪上バナナボートや雪だるまづくり体験など、各アトラクション会場で子どもたちの歓声が響いた。
2月1、2日と合わせた4日間を「冬遊び!HOT4DAYS」と題して開催。追分小学校のグラウンドに1周400メートルほどあるバナナボートの特設コースを用意したほか、早来雪だるまづくり体験コーナーを設けた。また、雪の上をスノーシューで歩くトレッキングや、26日には柏が丘球場内に特設雪上パークゴルフ場もオープンした。
イベント最初の週となった25、26日は両日とも天候に恵まれ、家族連れなどが続々と来場。それぞれのアトラクション会場で笑顔が広がった。バナナボートに乗った追分小3年の中村悠莉君(9)は「(段差で)飛ぶところが怖かったけれど、楽しかった」とうれしそうに話していた。
会場設営に関わった同町追分のゴルフ場「SIRル・ペタウゴルフコース」の藤部陛洋支配人(48)は「前日まで10センチ程度の雪しかなかったが、当日朝に降って何とか開催できた。1回乗った子どもたちが『次も乗りたい』と一日中乗っていますよ」と目を細めていた。