アイスホッケー・アジアリーグのひがし北海道クレインズに所属するFW斉藤毅(38)が今季限りでの現役引退を発表した。
斉藤は駒大苫小牧高校を卒業後、1999年に雪印アイスホッケー部に入団。札幌ポラリスを経て、2002年から王子イーグルスでプレーした。攻撃の中心選手としてゴール前での勝負強さを見せ2013―14シーズンにはアジアリーグMVPを獲得した。その後、栃木日光アイスバックスを経て今季、新生クレインズでプレー。兼任コーチとしてチームを支えている。ここまでのアジアリーグ、日本リーグでの成績は746試合、281ゴール、357アシスト、638ポイント。
斉藤はチームを通じ「自分が満足できるまでホッケーができた事を幸せに感じています。プレーオフもチャンスがある中で、残り2試合を一生懸命、楽しみながらホッケーをしたいと思います」などとコメントした。2月に行われるホーム釧路での王子イーグルス戦で引退セレモニーを行う予定。