女子U18アイスホッケー世界選手権ディビジョン1グループA(2部相当)は最終日の9日、ドイツ・フュッセンで試合が行われた。ここまで全勝の日本(世界ランキング6位)は最終戦でドイツ(同9位)と対戦。1―2で惜敗し、トップディビジョン(1部相当)昇格を逃した。
勝てば昇格となる大事な一戦。中盤までは両チームの意地と意地がぶつかり合い、互いに得点を許さない緊迫した展開になった。試合が動いたのは第3ピリオド。ドイツに先制を許し、直後にDF北村さくら(道路建設ペリグリン)が得点を決めて試合を振り出しに戻したものの、日本の反撃はここまで。ドイツ攻撃陣が追加点を挙げ、試合を決めた。
ドイツ戦のゲームベストプレーヤーはDF桜井芽愛(トヨタシグナス)が選ばれた。大会を通じ活躍した「大会チームベストプレーヤー」とベストFWには、FW輪島夢叶(道路建設ペリグリン)が輝いた。
グループAは日本代表をはじめ、フランス、イタリア、デンマーク、ハンガリー、ドイツの6チームがトップディビジョン(1部相当)昇格を懸けて総当たり戦を展開。5戦全勝したドイツがトップディビジョン昇格を決めた。
▽第5戦
ドイツ2―1日本
▽得点者【日】北村(輪島、早川)▽GK【日】佐々木玲