売り上げ好調で7年連続の黒字が見込まれる道営ホッカイドウ競馬について、日高町村会(会長・坂下一幸様似町長)や日高軽種馬振興対策協議会など4団体と各町長はこのほど、道と道議会に出向き、競馬事業で生じた収益を老朽化が進む厩舎(きゅうしゃ)ほか門別競馬場施設や設備の整備で、持続的なホッカイドウ競馬の発展に活用するよう要望した。
坂下様似町長は「ホッカイドウ競馬が好調な時こそ、将来を見据えた仕掛けが必要で、競馬事業の収益については老朽化施設の改修などに配慮を」と訴え、門別競馬場の地元・大鷹千秋日高町長は「第3期推進プランに厩舎や厩務員宿舎対策をより明確化してほしい」と要望した。
道の小田原輝和農政部長は「第3期プランの構想として厩舎と居住対策を練っていく。売り上げが伸びたのは、魅力ある番組作りが功を奏したもの。老朽化対策を検討したい」と回答した。