若手中心にレベルアップをー女子アイスホッケー日本代表候補合宿

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2019年10月25日
課題や収穫を探る高校男子チームとの練習試合
課題や収穫を探る高校男子チームとの練習試合
課題や収穫を探る高校男子チームとの練習試合
課題や収穫を探る高校男子チームとの練習試合

 女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」が、苫小牧市内で代表候補合宿を行っている。24日から白鳥王子アイスアリーナで男子高校生チームとの練習試合も始まり、来年の世界選手権や2022年の北京五輪に向けて実戦を中心にレベルアップを図る。

 今合宿は23日に始まった。FW大澤ちほらの海外勢は名を連ねなかったものの、国内の若手選手を中心に24人が参加した。初日は苫小牧市総合体育館で陸上トレーニングやフィジカルテスト、同アリーナで氷上練習などのメニューをこなした。

 24日は駒大苫小牧と練習試合を行った。駒大苫の速い攻撃で得点され0―4で敗れたが、積極的な攻撃や守備の粘り強さなども随所に見せた。女子代表を率いる飯塚祐司監督は「プレッシャーをかけるのが遅れていた。上位チームになっていくとプレッシャーのかけ方も重要になってくる。まだまだレベルアップが必要」と振り返った。

 来年3月31日~4月10日にはカナダで世界選手権が開かれる。さらなる飛躍を誓い、チームの底上げを図る考え。FW高涼風(道路建設ペリグリン)は「個人的にも課題が多い。シュート練習を中心に行い、多くの得点に絡めるようにしたい」と意気込む。

 合宿は30日まで。男子高校生との練習試合は25日午後3時が北海道栄、26日午後4時半は再び駒大苫、28日午後5時は苫小牧東、29日同に苫小牧工業と対戦する。会場はいずれも白鳥王子アイスアリーナ。

 合宿参加選手は次の通り。

 ▽監督 飯塚祐司

 ▽GK(3人) 近藤真衣(帯広レディース)増原海夕(道路建設ペリグリン)佐藤めい(釧路ベアーズ)

 ▽DF(8人) 細山田茜、小池詩織、川島有紀子(以上道路建設ペリグリン)床亜矢可、笹野文香、関夏菜美(以上SEIBUプリンセスラビッツ)志賀葵(トヨタシグナス)太田こころ(高須クリニック御影グレッズ)

 ▽FW(13人) 米山知奈、高涼風、輪島夢叶(以上道路建設ペリグリン)久保英恵、永野元佳乃、小山玲弥、山下光(以上SEIBUプリンセスラビッツ)藤本もえこ、三浦芽依、志賀紅音、石田彩女(以上トヨタシグナス)浮田留衣、鈴木花歩(以上カワセミDaishinレディース)

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