日本一へ、激闘必至―全日本アイスホッケー選手権

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2019年10月22日

 12月6~8日に開かれる、アイスホッケー日本一を懸けた第87回全日本アイスホッケー選手権大会(ダイドードリンコアイスアリーナ=東京都西東京市)=日本アイスホッケー連盟主催=の組み合わせが決まった。昨年の大会で2大会ぶり37度目の優勝を飾った王子イーグルスは、現在熱戦が展開されている関東大学リーグの2位チームと当たる。社会人チームの代表として参加する地元のダイナックスは、昨年準優勝の栃木日光アイスバックスと顔を合わせる。

 長い歴史と伝統を誇る国内最高峰のタイトルを懸けた大一番。アイスホッケートップのアジアリーグに参戦する国内4チームと関東、関西の大学リーグ戦上位校、昨年の日本アイスホッケー連盟会長杯(社会人大会)優勝チームの計8チームが3日間にわたってトーナメントを展開する。

 昨年の大会で王子は初戦の関西大、次戦の宿敵日本製紙クレインズ(現・ひがし北海道クレインズ)にそれぞれ快勝し、栃木日光アイスバックスを激闘の末、4―2で振り切り頂点に返り咲いた。今季、連覇を目標に掲げる王子は直近のアジアリーグの試合でも好調を維持しており、このままの勢いで大舞台で力を発揮したい。

 初戦の相手となる大学の関東リーグは現在混戦状態。明治大、早稲田大、東洋大、中央大が勝ち点4の間でひしめき合っている。

 社会人の代表として出場するダイナックスは、高校や大学で実績を残してきた若手選手たちが近年、多く入団している。今年の苫小牧市長杯B級大会で栄冠をつかみ、続開中のJアイスノースディビジョンでも好成績を挙げており、強敵となるトップリーグにどこまで食らい付いていけるのか、戦いぶりに期待が膨らむ。

 このほかひがし北海道クレインズは関東大学リーグ1位チームと、東北フリーブレイズは関西リーグ1位と対戦する。

 組み合わせは別表の通り。

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