小学生アイスホッケーの今季開幕戦となる第20回マクドナルド杯争奪第22回オータムチャレンジ強化リーグ杯争奪小学生アイスホッケー大会は6日、苫小市内の白鳥王子アイスアリーナで決勝を行った。5、6年生が主体のAチーム決勝はレッドスターズが苫小牧Westアイスキングを8―5で制し、優勝した。
苫小牧アイスホッケー連盟主催。マクドナルドのフランチャイジー、タカコーポレーションが共催した。
大会は9月22日に開幕し、Aチームは予選リーグと決勝トーナメントを展開。4年生以下が主体のB、低学年が中心のCチームはリーグ戦を行った。
Aチーム3位決定戦はバーニングバレットが3―2でBLUEサンダーズを退けた。
【Aチーム】
▽決勝
レッドスターズ8―5苫小牧Westアイスキング
レッドスターズは1点ビハインドで迎えた第2ピリオド、ハットトリックの活躍を見せた外川の2ゴールなど3点を追加して逆転に成功。第3ピリオドも攻撃の手を緩めず8―5で勝利した。
Westアイスキングは試合開始直後に先制点を挙げていい滑り出しを見せたが、中盤から相手にディフェンスを崩され失点を重ねた。
▽3位決定戦
バーニングバレット3―2BLUEサンダーズ
▽準決勝
レッドスターズ6―1BLUEサンダーズ
苫小牧Westアイスキング7―4バーニングバレット
【Bチーム】
▽リーグ戦
レッドスターズ4―0苫小牧Westアイスキング
BLUEサンダーズ2―0バーニングバレット
Aチーム決勝でハットトリックの活躍を見せて優勝に大きく貢献したレッドスターズのFW外川誠。副主将として要の役割を果たした。
外川は第2ピリオド2―2の場面で、難しい位置からのシュートを決めて逆転。試合の流れをつくった。外川は「狙って打ったシュートだった。逆転できてよかった」と胸を張った。
ディフェンスでも奮闘した。スピードが速い選手を徹底マークし相手の攻撃のきっかけをつぶした。水橋徹監督は「小柄ながら大きな相手に果敢にぶつかっていく選手。気迫あるプレーがチームに勢いをもたらした」と評価する。
準決勝でも4得点と大暴れし、高いオフェンス能力を見せ付けた。外川は「自分の力を出せた大会だった。オフェンスでスタミナが切れてディフェンスが甘くなってしまった場面もあったので、鍛えて次の大会に備えたい」とさらなる飛躍を誓った。