第35回記念全日本還暦軟式野球選手権大会が5日、宮城県内で競技を開始する。3年連続の全国舞台に挑む苫小牧シニア倶楽部は、大会初日の宮城広瀬球場(仙台市)会場トーナメント1回戦で栃木県代表のガッツ鹿沼スターズと激突する。
全日本還暦軟式野球連盟主催の今大会には、各都道府県の精鋭64チームが出場。8日までの競技4日間で日本一を懸けた熱戦を展開する。北海道からは深川クラブ、オール北見クラブ、還暦札幌野球クラブも出場する。
今年6月の北海道選手権を皮切りに、今大会公式戦無敗と勢いのある苫シニア。相手の鹿沼スターズは、1973年にドラフト1位でプロ野球阪神タイガースに入団し、11年間各種チームで活躍した投手五月女豊を擁する。
苫シニアのエース谷澤康則との投げ合いに注目が集まるのはもちろん、濱口正光、澤田義文、中村昭信の苫シニア自慢のクリーンアップが元プロを打ち崩せるか。期待したい。