第34回NHK杯争奪中学・高校アイスホッケー大会決勝が29日、苫小牧市白鳥王子アイスアリーナで行われた。中学は延長戦の末、啓明・光洋・苫小牧東・緑陵(合同C)が5―4で和光を下した。また高校は、駒大苫小牧が6―3で苫小牧東に競り勝ち大会5連覇を達成した。
7日から4チームによる予選リーグを展開し、予選1位の合同Cと同2位の和光が激突した中学の部。第3ピリオド8分30秒に勝ち越された合同Cだったが、25秒後に1年生FW三浦がこの試合3点目となる同点ゴールを奪い、GKを除くプレーヤー3人対3人の延長戦へ。最後はチームの大黒柱石田主将(3年)が試合に終止符を打つミドルシュートを決めた。
一方の高校の部は、24日から東胆振、札幌の5校でトーナメント戦を展開してきた。決勝の駒大苫は1点ビハインドで迎えた第2ピリオドに攻勢。7分すぎに三浦主将(3年)のゴールで同点に追い付くと、16分すぎに高木(2年)、18分すぎにはまたも三浦主将が得点するなどし、粘る相手を振り切った。
【中学】
▽優勝決定戦
合同C5ー4和 光
【高校】
▽トーナメント決勝
駒大苫小牧6ー3苫小牧東