第59回苫小牧スケートまつり(2月8、9日)の開催に向け、雪の滑り台や雪遊び場などを制作する陸上自衛隊第7師団に1月31日、カレーラーメンが振る舞われた。第73戦車連隊と第7施設大隊の約60人が、メイン会場の中央公園(若草町)に隣接するネピアアイスアリーナで、苫小牧名物の濃厚なカレーラーメンを味わった。
ラーメン店を運営する「味の大王」(総本店植苗)が、地元イベントの会場設営に携わる自衛隊員の労をねぎらおうと約10年前から始めた。同日は約70食分を用意し、隊員は熱々のラーメンを勢いよくすすり、寒空で冷えた体を温めた。
同連隊長の山下義弘さんは「スパイスが利いておいしい。非常に力になり、ありがたい」と感謝した。同社の中江友紀社長は「滑り台などを造っていただき、市民として恩返しさせてもらえれば」と話した。