苫小牧観光協会は8、9の両日に中央公園(市若草町)をメイン会場に開かれる「第59回とまこまいスケートまつり」で、苫小牧市を舞台にしたアイスホッケー(IH)漫画「ドッグスレッド」とのコラボ缶バッジ(2個セットで880円)を販売する。
市や同協会が2020年度から進めている、認知度向上や交流人口の拡大を目指すアニメツーリズム推進事業の一環。同漫画は野田サトルさん作で、週刊ヤングジャンプ(集英社)に連載中。同協会は連携企画で氷都苫小牧のアピール、IH競技の盛り上がり創出効果を期待する。
コラボ缶バッジは、サイズが直径約5センチ。主人公・白川朗のイラストに「苫小牧市×ドッグスレッド」の文字を大きくデザインしたものと、主人公が通う狼之神高校の校章を描いたものをセットにした。
スケートまつり会場の同協会ブースのほか、女子IHの26年ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選が行われるネピアアリーナ(市若草町)前の特設ブースで販売。売り切れ次第、終了する。
特設ブースでは、ドッグスレッドのバナーや狼之神高ユニホームのレプリカを展示するほか、デジタルサイネージで作品をアピール。ユニホームを着て写真も撮影できる。
また、苫小牧観光案内所(市表町)に野田サトルさんのサイン入りユニホームも展示し、同協会は「五輪予選、スケートまつり、コミックの相乗効果でIHが盛り上がれば」と期待している。