苫小牧港管理組合は3月16日まで、苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園(市入船町)で「冬のみなとライトアップイベント」を初めて実施している。モニュメント「ポート・オブ・トマコマイ」に発光ダイオード(LED)電球約3500個を取り付け、音楽に合わせてライトアップする演出で、港のにぎわい創出などにつなげる考えだ。
同モニュメントは、2023年8月に苫小牧港開港60周年記念で設置。港の新名所として観光資源化しようと、これまでも季節にちなんだライトアップなどに取り組んできた。今年は音楽に合わせて動く光のイルミネーションをプログラミング。1月31日から午後4~10時に点灯している。
今月14日までは「バレンタインバージョン」で、国生さゆりの「バレンタイン・キッス」、宇多田ヒカルの「First Love(ファースト・ラブ)」など計11曲に合わせ、赤やピンクのバレンタインカラーをはじめ、青や黄色などカラフルに色が流れる光の演出もある。
15日から3月16日までは「卒業バージョン」で、藤井風の「旅路」、スピッツの「春の歌」など計10曲と一緒にイルミネーションが楽しめる予定だ。同組合政策推進課の吉田裕一課長は「普段から港を身近に感じてもらい、訪れるきっかけになれば。好評であれば、夏も検討したい」と話している。
16日まで、同公園と西港フェリーターミナル(市入船町)のイルミネーションの写真をインスタグラムで投稿した人を対象に、抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーン「ルミナスポートとまこまい」も行っている。詳細はQRコードからつながる同組合インスタグラムで説明している。