苫小牧市は4日、市役所で2024年度第1回市スポーツ推進審議会(本間貞樹会長)を開いた。委員9人が参加。事務局より今年度スタートする新事業「スポーツ習慣化推進事業」の説明などが行われた。
スポーツ習慣化推進事業は、20年度に実施したスポーツ活動実態調査で20~50代の市民の40%が、月3回以下の運動実施率であったことを踏まえ、同世代がスポーツに取り組むきっかけづくりや、運動習慣の定着化を目指す。レッドイーグルス北海道の協力を受けながらアイスホッケー体験などを実施する予定。
また、女性アスリートが安心して競技に取り組み、パフォーマンスを最大限発揮できる環境を整えるため、産婦人科医による生理の基礎知識や指導者の対応方法などを学ぶ講座も初開講する。
このほか、冬季五輪女子アイスホッケー競技に3回出場経験があり、日本代表(スマイルジャパン)の主将として市民に感動と勇気を与え、現在も競技の普及活動に積極的に取り組んでいるなどの理由から、新たなスポーツマスターに女子アイスホッケー元日本代表の大沢ちほさんを推薦することを決めた。