婦人科疾患患者、心筋梗塞も注意

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  • 2025年6月3日

  月経不順や子宮内膜症などの一般的な婦人科疾患がある人は、心筋梗塞などのリスクが高いことが分かったと、スウェーデンなどの国際共同研究グループが発表した。

  研究グループは2024年4月までに発表された、一般的な婦人科疾患と心血管疾患などの関係を調べた28件の研究データ(合計327万1242人)を解析。一般的な婦人科疾患には月経不順、子宮内膜症、多囊胞(のうほう)性卵巣症候群などを含めた。

  分析の結果、少なくとも1種類以上の婦人科疾患がある人は、ない人と比べて心血管疾患などのリスクが28%高かった。

  また、心筋梗塞や狭心症などのリスクは41%高く、脳卒中などのリスクは33%高かった。さらに、婦人科疾患の中でも、子宮内膜症や多囊胞性卵巣症候群にかかったことのある人はリスクが特に高いことが分かった。

 (メディカルトリビューン=時事)

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