男子ゴルフの国内メジャー第2戦、BMW日本ツアー選手権森ビルカップは5日に茨城・宍戸ヒルズCC西で開幕する。昨年大会でプレーオフでしのぎを削った岩田寛と石川遼や、賞金ランキングトップの生源寺龍憲らに注目が集まる。
昨年、43歳の大会最年長記録で制した岩田は4日、「一つずつやって、優勝争いに加わりたい」と静かな口調で意気込んだ。前週は振るわなかったものの、今季は大崩れが少なく2位が一度。大会初の連覇達成に期待が懸かる。
石川遼は、全英オープン選手権の出場権を懸けた前週の大会で今季初の予選落ちを喫した。コースに抱いていた苦手意識は、昨年の首位争いで払拭されつつあり、「アグレッシブにプレーすることが大事」と語った。
今季メジャー初戦で2位に入った生源寺には安定感があり、実力者の蟬川泰果も状態は上向きだ。
今大会は2番のティーイングエリアの位置を変え、予選ラウンドはパー4、決勝ラウンドはパー5で実施する予定。