〝そろばん日本一〟を決める「そろばんグランプリジャパン2025」の道南地区大会（日本珠算連盟・苫小牧商工会議所・同連盟苫小牧支部主催）がこのほど、苫小牧市表町の苫小牧経済センタービルで開かれた。同連盟苫小牧支部所属の36人が出場し、個人総合競技で1、2位になった計6人が、7月に神戸市で開かれる全国大会の出場権を獲得した。

　部門は、小学生以下のジュニア、中高生のスクール、それ以外のシニアがあり、掛け算、割り算、見取り算など6種目の合計点で実力を競った。

　優勝者は、ジュニア部門が小原幸悠君（苫小牧北光小5年）、スクール部門が武田蒼亮さん（苫小牧東高1年）、シニア部門が林慎一郎さん（浦河町役場）。2位は、ジュニア部門が山田隼大君（安平追分小）、スクール部門が東悠晴さん（苫小牧工業高等専門学校）、シニア部門が長澤彩音さん（札幌商工会議所付属専門学校）。それぞれ全国大会に推薦された。

　ジュニアの優勝者、小原君は「優勝できてうれしい、次も頑張りたい」と話し、スクールの武田さんは「今大会の結果で満足せず、次の大会でも良い結果を出せるよう頑張る」と抱負を語った。シニアの林さんは「1カ月以上前から練習していたので満足。全国でも優勝を目指したい」と意欲を表した。

　同大会では、読み上げ競技やフラッシュ暗算も行われた。優勝者は次の通り（敬称略）。

　【読み上げ暗算】ジュニア部門　小原幸悠▽スクール・シニア部門　林慎一郎

　【読み上げ算】ジュニア部門　小原幸悠▽スクール・シニア部門　林慎一郎

　【フラッシュ暗算】ジュニア部門　小原幸悠▽スクール・シニア部門　林慎一郎