T4練習機 飛行再開へ 墜落原因は依然不明-空自

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  • 2025年6月13日

 航空自衛隊の内倉浩昭航空幕僚長は12日の定例記者会見で、愛知県犬山市の入鹿池に墜落し、隊員2人が死亡する事故を起こした練習機「T4」について、事故後見合わせていた飛行を順次再開させることを明らかにした。

 事故原因は依然不明だが、内倉氏は「新たな操縦者の養成や技量維持のためにも飛行再開は不可欠。引き続き事故原因の究明と再発防止に全力を挙げる」と話した。

 空自は事故後、保有するT4全約200機の飛行を見合わせ、特別点検と操縦者らへの安全教育を実施していた。13日以降、点検が終わった機体から飛行を再開させる方針。

 事故は5月14日に発生。T4は小牧基地(愛知県小牧市)を離陸後、旋回して上昇したところで急降下し、入鹿池に墜落。搭乗していた男性隊員2人が死亡した。

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