「今」に全力を尽くして 白老東高 プロバスケ選手が講演

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  • 2025年6月14日
生徒たちに講義をする玉木選手

 白老東高校(大木康弘校長)は10日、プロバスケットボールBリーグ「愛媛オレンジバイキングス」の玉木祥護選手(28)を招いて出前講義を行った。柚原航太教諭(28)が中学時代の同級生で講義が実現。玉木選手のプロへの道のりに全校生徒157人が熱心に耳を傾けた。

 玉木選手は高校からバスケットボールを始め、プロになるため努力を積み重ねた。「夢がないことを焦らなくていい。『今』に全力を尽くせば道は見えてくる」とアドバイス。「努力は必ずしも報われるとは限らないが、報われる可能性に限りなく近づける」と励ましの言葉を送った。

 同校地域コーディネーターで作業療法士のキャリアを持つ佐藤雄大さん(32)も講師を務め、「白老に生きる『本物』に触れてほしい」と語った。

 出前講義は同校独自の総合的な探究の時間「アコロコタン」の一環。アコロコタンはアイヌ語で「私たちのふるさと」を意味し、地域住民や社会との接点を深める学びを展開している。

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