プログラミングを学習 小中学校で事業開始 穂別中で1、2年生

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  • 2025年6月14日
プログラミングを体験する生徒たち=穂別中学校

 むかわ町教育委員会は11日、町内小中学校4校の小学3年生以上を対象に、2025年度のプログラミング事業を開始した。27日まで各校でプログラミング体験を実施し、ICT(情報通信技術)の充実を図るとともに児童生徒のIT基礎力の向上を目指す。

 町教委は、町内の小中学校でICT活用や校務の情報化などで優れた取り組みをする学校を評価する「学校情報化優良校」の認定を目指している。同事業のプログラミング体験や集中講座を通じ、ジュニアプログラミング検定の合格やプログラミング大会に出場する児童生徒の育成を進める。

 穂別中学校(川本健二校長)は同日、1、2年生を対象にプログラミング体験を実施。生徒30人が出席し、プログラミングの学習プログラムなどを手掛けるmanabit(札幌市)の藤澤真緒代表(28)が講師を務めた。

 生徒たちは藤澤代表の指示を受けながら、タブレットでプログラミングソフトを操作し、画面上にさまざまな種類の魚が泳ぐプログラムを完成させた。同校1年の工藤悠聖さん(13)は「授業の目標を達成することができた。もっとプログラミングを学びたい」と話した。

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