白老町は今月、地球温暖化対策と職員の快適な執務環境確保のため、年間を通じてノーネクタイなど働きやすい服装で勤務する「ナチュラル・ビズ・スタイル」を導入した。これまで6~9月に実施していたクールビズは廃止し、町総務課は「より実効的な温室効果ガスの抑制と、働き方の柔軟化を図る」としている。
対象は、制服着用義務のある消防や病院職員を除く全町職員。約400人が該当する。軽装の例として、夏はノージャケット・ノーネクタイのほか襟付きの半袖シャツやポロシャツ、チノパン、スニーカーなど。冬はノーネクタイに加え、重ね着やひざ掛けの使用を認めることにした。
同課の担当者は「服装の自由度を高めて働きやすくし、一層の業務効率向上につなげたい」と話している。