白老牛肉まつりを終えたJR白老駅北観光商業ゾーン「ポロトミンタラ」周辺で、11日から12日にかけて町内2団体が清掃ボランティアを実施した。
11日は、白老町商工会女性部(熊谷あき子部長)の部員13人が赤いエプロン姿で、JR白老駅南口広場からウポポイ前の踏切を経てポロトミンタラに至る約1・5キロを歩き、ごみ拾いに汗を流した。熊谷部長(76)は「清掃活動は部員同士の交流にもなっている。白老を訪れる人に、きれいなまちを見てほしい」と話した。
12日は午前5時半から約1時間、白老青年会議所(JC、佐藤雄大理事長)の会員有志7人が火ばさみとごみ袋を手に、ポロトミンタラ周辺のごみを拾い集めた。早朝のごみ拾いは初の試みで、佐藤理事長(32)は「仕事を持った若い人たちの朝活につながれば」と月1回ペースの定期開催も検討する考えを示した。
JCは8月末にポロトミンタラで七夕イベントを計画しており、担当の曽我司実行委員長(27)は「開催前に会員の手できれいにしておきたい」と語った。