【ブダペスト時事】国士舘大男子柔道部の複数部員による大麻使用疑惑が浮上し、警視庁が大学寮を家宅捜索したことを受け、同大出身で世界選手権に臨んでいる男子日本代表の鈴木桂治監督が16日、ブダペストで取材に応じた。「本当にびっくりしている。僕もOBとしてチームを支えられなかったことが悔しい」と語った。

　鈴木監督は2023年秋まで国士舘大総監督を務めていたが、現在は柔道部の役職に就いていないという。「代表候補の選手がたくさんいるので（その後も）指導をすることもあった。日本一を目指すチームであってほしいという思いを持っていた」と話した。