白老フットボールクラブ(FC)のコーチ2人がこのほど、白老町日の出町の白老さくら幼稚園(菅井麻乃園長)を訪れ、4、5歳児35人と室内サッカーを楽しんだ。園児たちはコーチと触れ合いながらボールを追って、元気いっぱいに駆け回った。
同FCは現在、白老小1~4年生12人で構成。昨年からコーチが町内5カ所の保育園・幼稚園を月1回のペースで訪問し、就学前児童にサッカーの魅力を伝えている。
同園を訪れたのは飯島博光さん(70)と森山秀晃さん(29)。園内ホールでドリブルやパス回し、4対4のミニゲームなどを行った。園児の中島杏子ちゃん(4)は「ボールを蹴るのが楽しかった。小学生になったらサッカーやりたい」と笑顔を見せた。
町蹴球連盟会長でもある飯島さんは「子どもたちが楽しそうにボールを追い掛けてくれるだけで励みになる」と目を細め、「出前活動を続けることで全町的にサッカーに親しむ子が増えたらうれしい。小中高校とスポーツを続ける一歩になれば」と語った。