病院・機構改革に論点 白老町議会6月定例会一般質問に3氏

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  • 2025年6月20日

 白老町議会6月定例会で17日、一般質問が行われ、3氏が登壇して町立病院の経営改革や7月に予定される機構改革を巡り、町の方針をただした。

 貮又聖規氏(無所属)は、来年の町スポーツ都市宣言50周年における教育、観光と連携した地域振興策を問い、「命を守る水泳教育の場」として老朽化した温水プールの存続を訴えた。町教育委員会はプールの廃止自体は否定した上で、2026年度に方向性を示すとした。

 田上治彦氏(みらい)は、町立病院の経営改革に関し、西科純経営監の役割や職員参加型改革の内容を質問。西科経営監は評価の数値管理と意識改革を進める方針を説明した。水産業の将来についても問い、町は後継者確保策として8月にも学生インターンを受け入れる考えを示した。

 前田博之氏(同)は町が7月に着手する機構改革に向けて「縦割り排除と横断的な視点が必要」と訴え、部制復活で設けられる6部のうち、教育部には子どもの自己肯定感を高める施策や子育て情報の充実を求めた。

 大塩英男町長は行政報告し、24年度の観光入り込み客が歴代3位の約232万人に上ったと説明した。

 一般質問は、12氏により19日まで行われた。

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