アイスホッケーの男子代表は10日(日本時間の11日)、2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪3次予選の最終戦に臨んだ。日本はハンガリーを2―1で下し、3戦全勝。最終予選への切符を手にし、28年ぶりの冬季五輪出場に向け、大きく前進した。
日本は第1ピリオド、立て続けに反則を取られ、数的不利なキルプレーで3人対5人のピンチを迎えるも、GK成澤を中心に守り抜いた。
第2ピリオドにキルプレーで失点し、反撃ののろしを上げたい日本は第3ピリオド、数的優位なパワープレーのチャンスでFW平野のパスを、FW中島彰がダイレクトで打つワンタイムシュートで相手ゴールに突き刺し同点。さらに相手ゴール前の混戦からこぼれたパックをDFハリデーが押し込んで勝ち越した。
12チームが五輪出場権を争う最終予選は、8月29日~9月1日に開催される。
日 本2―1ハンガリー
▽得点者 中島彰(平野)ハリデー(鈴木、大澤)▽GK 成澤
【最終成績】
(1)日本(世界ランキング25位)勝点9、3勝(2)ハンガリー(同19位)勝点6、2勝1敗(3)リトアニア(同24位)勝点3、1勝2敗(4)スペイン(同32位)勝点0、3敗