アイスホッケーの男子代表は9日（日本時間の10日）、ブダペストで行われた2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪3次予選の第2戦でスペインと激突し、6対3で2戦連続の逆転勝利を挙げた。2連勝した日本は最終予選進出を懸け10日（日本時間11日早朝）、同じく2勝の開催国ハンガリーと対戦する。

　立ち上がりからの2失点に加え、FW平野が相手選手に対し不当なチェックをしたと判断され、試合の残り時間全て出場ができない「ゲームミスコンダクトペナルティー」を取られるなど、苦しい展開。第2ピリオド、FW中島彰吾がブルーライン付近からのスラップシュートを相手ゴールに突き刺さすと、FW髙木、入倉のチャンスメークからFW人里が同点弾を決めた。さらにDF山田が相手ゾーンへ持ち込みゴールを決め勝ち越すと、第3ピリオドもリードを守り切り勝利した。

　日　　本6―3スペイン

　▽得点者　中島彰（米山）人里（髙木、入倉）山田（鈴木、石田）佐藤航（佐藤大、入倉）山田（入倉、中屋敷）石田（山田、入倉）▽GK　佐藤永、成澤