火災現場で避難誘導などの人命救助に協力したとして、レッドイーグルス北海道のFW相木隼斗が7日、苫小牧市若草町のネピアアイスアリーナで市消防本部(小野勝也消防長)から消防長表彰を受けた。
昨年12月5日早朝、市内春日町の一般住宅から出火。相木は消防隊が到着するまでの間、出火元の1人暮らしだった女性(92)を避難させて自宅で保護し、延焼の恐れがあった付近の住宅を訪問して声を掛け、避難誘導を行った。
小野消防長は「相木選手の協力があって、消防隊は到着してすぐ消火に集中できたし、被害が想定より少なく、人的被害もなかった。アイスホッケーでも同様の活躍を期待したい」とたたえた。