アイスホッケーアジアリーグ2023―24は6、7両日、苫小牧市などで4試合が行われた。レッドイーグルス北海道は横浜グリッツ、HLアニャンは東北フリーブレイズにそれぞれ2連勝した。
レッドイーグルスの荻野監督は「けが人もなく、新年2日の練習スタートから選手たちのコンディションも良い」とし、2戦目について「相手陣地の深いところでプレーし、自分たちのリズムをつくって試合を良い流れで展開することができた」と話した。
7日はマルハン協賛試合で、同社のイメージキャラクター「にゃんまる」も駆け付け、フェースオフや応援を盛り上げた。
7日
▽6回戦
レッドイーグルス北海道(15勝5敗)4-0横浜グリッツ(3勝19敗)
▽得点者【レ】高橋、中島(高橋、●【99cb】木)彦坂(青山、高橋)武部(入倉、中屋敷)▽GK【レ】小野田【横】小野▽シュート数【レ】37【横】30▽反則【レ】4分【横】4分▽パワープレー得点【レ】1【横】0▽キルプレー得点【レ】0【横】0▽観客数2020人
前線から相手に速いプレッシャーを掛け、攻撃の芽を摘みながらゲームを展開し、流れを引き寄せた。守ってはGK小野田が今季2度目となる完封を果たした。小野田は「コンディションが良く、シュートも見えていた。リバウンドコントロールも良かったし、集中を切らさず常に準備できた」と振り返った。
HLアニャン(16勝4敗)7-2東北フリーブレイズ(8勝12敗)
6日
▽5回戦
レッドイーグルス北海道(14勝5敗)5-3横浜グリッツ(3勝18敗)
▽得点者【レ】高橋(中島、佐々木)柴田(久慈、今)中屋敷(入倉)橋本(高橋、中島)高木(ハリデー、中島)【横】アレックス(ジェイク、務台)大澤(ジェイク、アレックス)茂木(権平、菅田)▽GK【レ】成澤【横】▽シュート数【レ】50【横】28▽反則【レ】4分【横】0分▽パワープレー得点【レ】0【横】0▽キルプレー得点【レ】0【横】0▽観客数2836人
序盤から動きが硬く、チャンスも決め切れずに苦しい展開が続いたが、第3ピリオドに久慈が攻撃ゾーンへ持ち込み、ゴール裏から出したパスに柴田が反応して勝ち越し点を挙げた。チームでハードワークを求められる中、「得点にも絡めるよう意識を持ってプレーしている。昨年末からコンディションも良くて、足も動いていたことが結果につながった」と話した。
主将のFW中島は「リーグの期間が空いたので、序盤は自分たちの流れに持っていくことができなかった。後半は積極的に相手に向かっていくことで結果につながった。久々のホーム戦を楽しめた」と語った。
HLアニャン(15勝4敗)3-00東北フリーブレイズ(8勝11敗)