第25回大学アイスホッケー交流戦苫小牧大会が28日、苫小牧市のネピアアイスアリーナなどで開幕する。夏の合宿などで氷都苫小牧に集結した大学チームが、冬の大学選手権(インカレ)を見据えた力試しをする機会で、ファースト、セカンド両ステージ合わせて27チームがトーナメント戦を展開する。
北海道アイスホッケー連盟主催。苫小牧市、苫小牧市スポーツ協会共催。苫小牧アイスホッケー連盟主管。大学交流戦苫小牧大会実行委員会が運営する。
関東、関西の実力上位チームによるファーストステージ(28日~9月1日)は、前回大会でゲームウイニングショット(GWS)の末に優勝した中央や準優勝で春の関東大学選手権を制した明治、昨季のインカレ優勝の東洋など12チームが頂点を競う。
道内勢の札幌が出場するセカンドステージ(9月11日~15日)には、15チームが出場する。関東、関西のほか東北や北陸などのインカレ出場チームも名を連ねる。
大会は2000年から当地の複数スケートリンクを生かす大学合宿誘致活動と絡めてスタートし、1ステージのみの関東有力校6チームの戦いが原点だった。20~22年はコロナ禍のため休止となったが、今回の27チームの2ステージ制は19年と並ぶ過去最多の出場校数となった。
スピードと力感に満ちた学生リーグの持ち味が発揮される試合が数多く繰り広げられそうだ。
両ステージの組み合わせは別表の通り。