夜空に大輪 歓声沸く 勇払マリーナで花火大会

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  • 2023年7月24日

  苫小牧市勇払の勇払マリーナで22日、ゆうふつ花火大会が開かれた。花火660発が夏の夜空に打ち上がり、訪れた人たちを魅了。子ども向けの縁日や体験ブースも並び、親子連れなどでにぎわった。

   会場では、水の電気分解実験や自転車の発電でかき氷を作る「ゼロカーボン×ゼロごみ」体験ブース、苫小牧署による子ども向けの警察官制服の着用体験が人気。キッチンカーも並び、飲食を楽しむ人や特設ステージの音楽ライブに聴き入る姿も見られ、幅広い世代がイベントを楽しんでいた。

   メインの花火が打ち上がると、大きな音とともに夜空に開く大輪の花に会場からは大きな歓声が上がった。市内北光町の東海林貢さん(69)は「短時間だったが華やかで迫力のある花火だった。来年も期待したい」と話した。

   催しは勇払商工振興会と勇払自治会が「人を呼び込み、地域を盛り上げたい」と企画。海上から花火を観賞できる遊覧船は、昨年の2隻から6隻に増やしたが予約で満席になる人気ぶりで、佐藤章一振興会長(43)は「勇払に人を呼び込み地域の交流を増やしていければ」と語った。

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