第18回北海道選抜還暦軟式野球大会道南ブロック予選リーグは18日、苫小牧市清水野球場で開幕した。苫小牧からは苫小牧シニア倶楽部が出場、2連勝した。
道南の5チームが出場、総当たりのリーグ戦。上位2チームが全道大会へ進出する。
渡辺徹代表は「大会3連覇に向け、突破しなければならないカードだった」と話していた。
苫小牧シニアの残る2試合は7月23日、渡島管内長万部町で予定している。
関係分の結果は次の通り。
※バッテリー、長打は苫小牧シニア倶楽部のみ。
18日
室蘭どりーむファイターズ
01000―1
5221×―10
苫小牧シニア倶楽部
(五回コールド)
(苫)石塚、谷澤―渡辺臣
🉀澤田、田中
🉁吉田、池田
🉂千葉、澤田
室蘭レッドホエールズ
30000 ―3
01351x―10
苫小牧シニア倶楽部
(五回コールド)
(苫)谷澤、千葉―渡辺臣
🉀千葉
🉁濱口
🉂金谷
-4番澤田 打線けん引
苫小牧シニア倶楽部が開幕2試合で2連勝。どちらも五回コールドと打線の勢いは衰えることを知らない。中でも室蘭どりーむファイターズ戦で4番の澤田は2ランを含む3打点の活躍を見せた。初回で放った中越え本塁打は「打ったのは変化球。相手がストライクを取りに来るのを狙ってうまく拾えた」と手応えあり。
澤田は札幌トヨペット硬式野球部(当時)8年半、王子製紙苫小牧硬式野球部に15年間所属していた。練習から思い切りスイングすることを重視し、「力まず打席に立つことを心掛けている」という。
北海道還暦軟式野球選手権大会でも3本塁打と好調。「地区代表として道大会に出場し、昨年に続く連覇を目指したい」と意気込んだ。