鵡川、投打かみ合い快勝発進 高校野球

  • スポーツ, 野球
  • 2023年5月10日

 第62回春季北海道高校野球大会室蘭支部予選第2日目は9日、とましんスタジアム=苫小牧市=でAブロック2回戦2試合が行われ、鵡川が6―2で室蘭栄に快勝し、3回戦進出を決めた。

 ▽Aブロック2回戦

室蘭栄

001000001―2

20000310X―6

鵡 川

(室)今谷、住吉―井村

(鵡)柏村―佐藤柊

🉁喜尾(室)

室蘭東翔

30000000 ―3

10201231x―10

大谷室蘭

   (八回コールド)

(室)金澤、八木―田崎

(大)三島、松本―赤間

🉁赤間2、長谷(大)

🉂渡邉(大)

-エース柏村13奪三振

 室蘭栄を下した鵡川。シーズン初戦の公式戦に小池監督は「良い緊張感を持ってプレーしていた。まずまずの内容」と振り返った。

 2失点を許したが、1番を背負った先発柏村が力投を見せた。スライダーがさえて13奪三振と好調。厳しく指導してきた小池監督は「エースとしての自覚が生まれて頼もしい存在になった」と成長を感じていた。

 八回の一死満塁のピンチをきっちり無失点。「同じようなピンチは練習試合で何度も経験した。打線の援護もあって気持ちにも余裕があったし、メンタル面でも落ち着いて投げられた」と積んできた経験値が力投を支えた。

 冬場から下半身の強化に汗を流し、毎日の走り込みで体力も付けた。「下半身で投げるこつをつかんだ。軸足の踏ん張りがしっかりしたことで制球が良くなった」と確かな手応えを感じていた。3回戦に向けて「持ち味の打たせて取るピッチングで、次も完投して抑えたい」と活躍を誓った。

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