第49回苫小牧市長旗争奪少年野球大会兼第13回大東開発杯争奪大会兼第5回戸部英一杯争奪記念大会最終日は5日、とましんスタジアム=苫小牧市=で決勝が行われ、泉野イーグルスが北光ファイターズを5―4で下して優勝した。
北光は初回に3点を先制するも、泉野の2番手佐々木(5年)が追加点を許さなかった。五回には四球から安打を重ねて同点に持ち込み、最後は相手のけん制ミスを誘いサヨナラ勝ちを収めた。
▽決勝
北光ファイターズ
31000 -4
01103x-5
泉野イーグルス
(五回時間切れ)
(北)菅原、前川、太田、伊藤―太田、前川、太田
(泉)寺口、佐々木―三浦俊、寺口
🉁長谷川結、板橋琉(北)三浦俊(泉)
🉂太田(北)寺口、石崎(泉)
▽準決勝
泉野イーグルス
130000-4
000000-0
北星有珠の沢ホークス
(泉)石崎、三浦俊―寺口
(北)安藤、鈴木大―山崎
🉂遠藤(泉)
飛翔スワローズ
10000―1
1030X―4
北光ファイターズ
(五回時間切れ)
(飛)渋木、関澤、山田―西田
(北)伊藤、前川―太田
▽2回戦 北光ファイターズ6―3拓勇ファイターズ、飛翔スワローズ4―1ときわ澄川ライオンズ、泉野イーグルス9―1新生台イーグルス、北星有珠の沢ホークス5―2日新スポーツ少年団▽1回戦 北光ファイターズ7―2美園・ジェッツ合同、飛翔スワローズ4―0沼ノ端スポーツ少年団、ときわ澄川ライオンズ6―0大成フェニックス、新生台イーグルス5―0錦岡ジュニアタウンズ、北星有珠の沢ホークス3―1白老町少年野球クラブ
-激闘制し、次なる目標へ
泉野が決勝の大熱戦を制し、7年ぶりの王座に輝いた。
5日の準決勝で対戦した北星有珠の沢ホークスには、苫小牧民報販売店協力会旗争奪西地区親善少年野球大会(4月)の初戦、4―5でサヨナラ負けと悔しい思いをしていた。今大会、桑村監督は準決勝で北星との再戦を予想、「チャレンジャーとして向かっていこう―と選手たちにも話していた」という。今回は4―0の完封勝利とリベンジを果たした。
勢いづいて挑んだ決勝では、初回から先発の寺口が北光打線につかまり4失点。しかし、三回から登板した佐々木がストレートと制球の良さで試合の流れを引き戻した。2点ビハインドで迎えた五回、先頭打者が四球で塁に出ると、3者連続安打で同点に。最後は1死満塁から、三塁へのけん制球が悪送球になってサヨナラ勝ちした。
13日には全日本学童軟式野球南北海道大会苫小牧支部予選が開幕する。石崎主将(6年)は「今回のようにギリギリで勝つのではなく、余裕を持って勝てるように頑張りたい」と力を込めた。