新球場に感動 ファイターズ苫小牧会バスツアー

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  • 2023年4月22日

 プロ野球日本ハムオフィシャル後援会の北海道日本ハムファイターズ苫小牧会(藤田博章会長)は15日、エスコンフィールド北海道=北広島市=で2023年度最初の応援バスツアーを行った。首を長くして待っていた会員48人が参加。昨年に続いて勝利の美酒に酔いしれることはかなわなかったが、野球の本場米国仕様、青々とした天然芝と巨大な開閉式屋根を備える新球場の雰囲気を存分に味わった。

 対西武戦で先発したのは上沢直之(29)。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに実施された昨季最初のバスツアーでも先発だった右腕は6回途中9失点で無念の降板。頼みの打線は昨季首位打者の松本剛(29)の1安打と振るわず0―10で大敗した。

 それでも参加者は「球場が素晴らしく、観戦しやすい。楽しめた」「ゆったり過ごすことができた。これからに期待」と前向き。試合前には、日本が14年ぶりの頂点に返り咲いたワールド・ベースボール・クラシックの優勝トロフィー披露もあり、盛り上がった。

 新球場完成の期待値は大きく、120人程度で推移していたファイターズ苫小牧会の会員数は一気に200人以上に増えた。「少しでも多くの会員に試合を楽しんでほしい」と会では7月29日にある対オリックスのバスツアー(6月1日受け付け開始)を3台に増車するなど配慮した。

 鹿野定幸代表幹事は「苫小牧からアクセスが良く、札幌ドームより球場内の傾斜や段差が少なく高齢者にも優しい造り。足を運ぶことがより楽しみになる場所」と喜ぶ。9月まで残り8回のバスツアーを予定。「次回以降は勝ち試合を見せてほしい」と期待した。

 ファイターズ苫小牧会では随時会員を募集している。個人会員1000円、家族会員2000円。申し込みなど問い合わせはエイト建設内の同会事務局 電話0144(55)1237。

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