【ニューヨーク時事】米大リーグは20日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はヤンキース戦に2番指名打者で出場し、3打数無安打、1四球だった。チームは3―9で敗れた。
レッドソックスの吉田はツインズ戦に4番左翼で出て、5打数2安打2打点。先発したツインズの前田は二回に左足首に打球を受けて降板し、2回を1本塁打による1失点で3敗目(0勝)を喫した。吉田との対戦では右直に抑えた。試合はレッドソックスが11―5で快勝。
カブスの鈴木はドジャース戦に4番右翼で出場し、第2打席に左前打を放った。メッツの千賀はジャイアンツ戦に先発し、一回を無失点に抑えた。
吉田が快音
打率1割台と苦しむレッドソックスの吉田が、快音を響かせた。三回2死二塁で高めの速球を中前にはじき返す適時打。6点を奪った猛攻に加わると、八回にも左前への適時打を放った。「自分の中でも、納得できる打席が多かった」。盛り上がるベンチに向かって控えめに拳に力を込め、笑顔を見せた。
右太もも裏の張りによる欠場から復帰後、4試合目で初めての安打。打席での構え方などを修正し、「何となく、いい感覚をつかめた」と言う。コーラ監督も「彼にとっては、いい内容だった」と述べ、逆方向への当たりが出た打撃を評価。4番の復調に期待を込めた。