新戦力の活躍に期待 北洋大野球部1年生5人が加入

  • スポーツ, 野球
  • 2023年4月19日

 北海道学生野球連盟1部に所属する北洋大野球部に、1年生5人が仲間入りした。少数精鋭の同部にとって即戦力として活躍が期待される、投打にきらりと光る粒ぞろい。大滝敏之監督は「まだ1年目だからという気持ちは捨てて、レギュラーを取る強い気持ちを前面に出してほしい」と期待する。

 昨年の1部秋季リーグを最後に最上級生13人が引退。18人と選手層が薄くなっていたチームにとって待ちに待った新戦力加入だ。

 外野手の石田隼太(旭川明成高出)は俊足、強肩が武器。高校2年まで投手を担い、野手転向した3年時はリードオフマンとしてチームをけん引してきた。「持ち味を生かしてチームに流れを呼び込むプレーがしたい」と頼もしい。

 同じく外野手で強豪東海大札幌高から仲間入りした石山旺樹は打力に定評がある。大学野球ではバットが金属から木製に変わる。直近のオープン戦では「まだ単打しか出ていない。もっと大きいのが打てるように」と研さんに励む。

 道外から唯一入部を果たした投手の須長泰生(埼玉昌平高出)は、右のサイドスローで打たせて取る投球が持ち味。「どんな強いチームと対戦しても通用する投手になりたい」と成長を誓う。

 小原陸玖は、北北海道の強豪旭川龍谷高時代に投手として背番号10を付けた。北洋大の大黒柱、福田翔大(4年)=駒大苫小牧高出=ら先発投手陣の一角に名を連ねるのが目標で「球速を150キロ近くまで上げて、得意の変化球をより生かせるようにしたい」。

 内野手の小山力也(駒大苫小牧高出)は先輩たちにも引けを取らない打力を誇る。「だいぶバットが振れるようになってきた。主軸を任されるように頑張る」と意気込んだ。

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