第13回苫小牧民報販売店協力会旗争奪東・西地区親善少年野球大会が15日、苫小牧市内の各公園グラウンドで開幕した。東胆振の単独、合同13チームが出場する地区別トーナメント。冬期間で鍛えた成果を発揮しようと意気込む選手たちは、グラウンド上で元気いっぱいに白球を追った。

　午前の開会式は、花園公園＝花園町3＝の西地区で苫小牧民報社の鈴木知之販売局長があいさつ。力強い入場行進を披露した選手たちに感銘を受け、「試合でもそのりりしい姿で力を発揮してほしい」とエールを送った。

　選手宣誓は北星有珠の沢ホークスの鈴木大賀主将（北星小6年）が務め、「毎日支えてくれる監督、仲間、保護者の皆さんに感謝しながら一球一球全力でプレーする」と語った。

　沼ノ端中央公園＝東開町3＝の東地区は、苫小牧民報販売店協力会の佐野輝幸会長があいさつし、「侍ジャパンに選ばれるような選手が育ってほしい」と期待を寄せた。

　選手宣誓は沼ノ端スポーツ少年団の西田惟凪主将（ウトナイ小6年）。「チームの仲間と一秒でも長くプレーするために、一球一球全力を尽くすことを誓います」と力を込めた。

　球春到来を告げる準公式戦。苫小牧市内11の販売店で組織する苫小牧民報販売店協力会主催、苫小牧市スポーツ少年団野球専門部会が主管する。16日まで2日間の日程。