政策協定結ぶ 白老町長選 佐藤町議と出馬予定の大塩氏

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  • 2023年2月21日
政策協定書を手にする大塩氏(左)と佐藤氏

 白老町長選(28日告示、3月5日投開票)に無所属で立候補を表明している大塩英男氏(51)は20日、一時町長選出馬に意欲を示していた白老町議の佐藤雄大氏(30)と政策協定を結んだ。子育て支援や役場改革など計6項目。

 大塩氏は1月19日の出馬会見で、町長選に臨むに当たり、佐藤氏と政策協定を交わすことを明言していた。この日は「互いにスケジュールの調整がついた」として大塩氏の後援会事務所で締結を実現した。

 具体的政策は▽給食費や医療費の負担軽減と公園整備などの子育て支援施策強化、地域全体で子どもを育み未来を切り開く子どもの育成と人材育成の強化▽スポーツ、文化芸術に触れる機会の充実および歴史文化などの保存活動のさらなる推進▽介護予防事業の推進と日常生活を支える地域公共交通の協議を深める▽行政と町民の対話機会の増加と現場の声を生かした信頼される役場への創造的改革の実現▽基幹産業である農林漁業、1次産業のさらなる活性化―など。

 佐藤氏は大塩氏の能力について「元企画財政課長であり、資金調達力も含めて政策実現能力が高い」と期待。大塩氏は「役場内の若い職員の考え方を取り入れつつ、若い佐藤氏とも手を組み、将来のまちづくりを進めたい」と意気込み、「告示まで1週間余り。正直なところ知名度がなく厳しい戦いになる。選挙戦では町民に自分の考えを訴えていきたい」と話していた。

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