新1年生に交通安全「カエル」 町商工会女性部手作り 白老

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  • 2023年2月18日
交通安全マスコットを手作りする町商工会の女性部員

 白老町商工会女性部(熊谷あき子部長、82人)は16日、今春町内の小学校に入学するすべての新1年生に贈る交通安全マスコット作りをしらおい経済センターで行った。

 新入学児童の無事故を願う会員手作りの「交通安全・愛の鈴」事業を前身に、1978年に始めた取り組み。

 マスコットは児童が「無事帰る」ことを願ってカエルとし、ランドセルに付けてもらえるようにフェルト地のかわいらしいデザインにしている。

 熊谷部長は「新1年生に愛情を込めて作りましょう」とあいさつ。参加した部員19人は、信号機をイメージした青、黄色、赤3色のフェルト地からマスコットを制作。糸で笑顔を表現したり目玉を取り付けたり、一つずつ丁寧に手作りした。

 町教育委員会によると、今春の小学校入学予定児童数は61人(16日現在)。青年部(砂原弘幸部長)の部員らと共に、出来上がったマスコットは3月上旬ごろ白老八幡神社でおはらいを受け、町に寄贈する。

 この日部員らは、ゲートボールの球とパークゴルフのクラブ、カーリングのルールを組み合わせた白老発祥の新スポーツ「ゲーリング」での交流も楽しんだ。

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