白老町の書の研究淑苑支部・白郷支部と絵手紙サークル山ぼうし合同の第20回楽しい賀状展が20日まで、町大町の飲食店ラナピリカで開かれている。個性豊かな年賀状161作品や消しゴムはんこがずらりと並んでいる。

　2003年に竹浦郵便局で開いたのが最初で、毎年この時期、町竹浦のはしもと珈琲館や室蘭信用金庫萩野支店などでも展示してきた。ラナピリカでは3年目で、今回は5～80歳の51人が出展。1人3作品ずつの年賀状に加え、同支部で学ぶ子どもたちや保護者らから消しゴムはんこの作品も寄せられた。

　年賀状は、今年の干支（えと）の卯（う）をテーマにしたものやイラストが目を引く。町萩野で書道教室を主宰する書の研究淑苑支部の佐々木淑雲さん（74）は「子どもたちの個性が伸び伸びと表現されている。ぜひ見に来て」と呼び掛けている。